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プロ野球回顧録

“鉄人”の元祖はやっぱり衣笠祥雄

 

記念の日は飾れなかったが、今季の鳥谷は元気ハツラツだ



1位2215試合/衣笠祥雄
(広島70年10月19日〜87年10月22日)

2位1767試合/鳥谷敬
(阪神04年9月9日〜)

3位1766試合/金本知憲
(広島−阪神98年7月10日〜11年4月14日)

4位1250試合/松井秀喜
(巨人93年8月22日〜02年10月11日)

5位1246試合/飯田徳治
(南海−国鉄48年9月12日〜58年5月24日)

 以上は連続試合出場の上位5人である。松井の場合、海を渡り、ヤンキースでも記録を伸ばしているので��NPBに限り�瓩涼△圭颪�がつく。

 阪神の鳥谷敬が監督でもある金本知憲を抜き、単独2位となったのが4月19日の中日戦(ナゴヤドーム)だ。今季は開幕から好調を維持し、打率.352、この日も2打数2安打2四球と自らのバットで記念の試合に花を添えたかに思えたが、最後の最後、9回裏に京田陽太の三ゴロをファンブル。これがサヨナラエラーとなってしまった(3対4)。

 まあ、それはさておき……。19日の夜以外は、鳥谷を見て、「アイツも鉄人らしくなってきたなあ」みたいな会話が酒場でかわされていたと思う。上の5人を見ても、「ああ鉄人ぞろいだ」と思った方が多いのではないか。

 ただ、そもそも�狹歓有瓩辰討い弔�ら言い始めたのだろうか。日本ではメジャーの歴代トップ、2632試合連続試合出場のカル・リプケン・ジュニアを「鉄人リプケン」と形容することがあるが、向こうでは「アイアンマン」とは呼ばれていない(あったかもしれないが、少なくとも普及はしていない)。39年に当時の世界記録2130試合連続試合出場を果たしたルー・ゲーリッグ(ヤンキース)の異名は「鉄の馬」だった。

 日本でも昔からあったようだが、それが人の形容に使われるようになったのは、やはり1956年に発表された人気漫画『鉄人28号』からであろう。

 それがどう連続試合出場選手につながったかと考えると、広島の衣笠祥雄がルーツになる。65年広島に入団した衣笠の背番号は当初28。鉄人28号と頑強な体もあって連続試合出場とは関係なく、「鉄人」の愛称がつき、75年から3となっても継続(3は広島の永久欠番に)、それがいつしか頑強な野手の代名詞となっていった(投手は鉄腕)。おそらく人格者の衣笠に「哲人」の印象もあったことで、なお広まったのだろう。

 この5人の中で�狹歓有瓩離ぅ瓠璽犬�薄いのが飯田徳治。�猜�の徳さん�瓩噺世錣譴寝晃�な人物で、日ごろから節制を続けた慎重派。ヘルメットのなかった時代、帽子にクッション代わりの布を縫い込んでいたこともでも知られる。

写真=松村真行

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