
2月のアリゾナキャンプで愛犬のリビィ君と仲良くお散歩中のレアード
ホームランを打った際の“すしパフォーマンス”で一躍人気者になった、
日本ハムのブランドン・レアード。そんな異国の地で奮闘する助っ人をいつも陰で支える(元気にする)、とってもキュートな存在がいることはご存知だろうか?
奥さんという答えでももちろん大正解なのだが、札幌市内に一緒に住んでいる愛犬のフレンチブルドックのリビィ君(3歳)もレアードにとって、もはや欠かせない人生の良きパートナーになっている。ファイターズファンならご存知の方も多いかもしれないが、昨年のオフにはわんこへの愛情を感じさせる、こんな微笑ましいエピソードもあった。
オフシーズンにアメリカに帰国する際に新千歳空港からの飛行機移動を避け、陸路を使って鉄道での移動を選択したレアード。札幌から函館まで特急電車で約3時間。そこからさらに北海道新幹線に乗り換え、東京まで約4時間半の長丁場の電車旅。何もレアードが飛行機嫌い、はたまた鉄道ファンだからではなく、すべては一緒に行動するリビィ君のため。もともと鼻が敏感で気圧の変化に弱いこともあり、国際線だけは仕方ないが、少しでもわんこの身体に負担をかけたくないというやさしさからの行動だった。
そんなレアードにリビィ君のことをもっと、もっと聞いてみたい……。私自身も4歳の柴犬と暮らしていることもあり、ほとんどゴリ押し(!?)で選手たちの愛犬や愛猫を紹介する新連載の企画案を編集長に提出。ダメもとでの提案であったが、そこは新しい挑戦に寛容で、懐が広いI編集長。「やってみようか」の鶴の一声で新連載はとんとん拍子で決まった。
タイトルは「僕に癒しをくれるMy Partner(マイパートナー)」。愛らしいわんこたちとの本邦初公開のプライベート写真に加え、普段は聞けない選手たちの愛犬自慢をたっぷりとお届けする新企画は、7月3日号(6月21日発売)よりスタート。第1回はもちろんレアードと愛犬リビィ君にご登場願うので、『週ベ』でしか読めない心がポッと温かくなる「愛情物語」をぜひ誌面にて。
文=松井進作 写真=高原由佳