
横浜高・増田(左)と広陵高・中村。聖地でのプレーに期待がかかる
8月8日、第99回全国高校野球選手権大会が
阪神甲子園球場で開幕する。4日に組み合わせ抽選会が行われ、初戦の対戦校が決まった(青森山田のみは開幕試合の勝者)。
毎年、甲子園では多くのスターが誕生するが、2017年のスター候補選手を探ってみよう。抽選会で2ショット写真に納まった2人が要注目だ。
横浜高・
増田珠(3年)は神奈川大会で5回戦から決勝まで4試合連続の計5本塁打。1年夏から名門のレギュラーを張り、打って守って走っての3拍子がそろう。右の強打者はNPB各球団も補強ポイントであり、今大会を通じてさらに評価を上げそうだ。
そして、増田の横でポーズを取ってくれたのは広陵高(
広島)・
中村奨成(3年)だ。今年のWBCでは侍ジャパンの正捕手として同校OBの
巨人・
小林誠司が飛躍を遂げたが、広陵高・中井哲之監督は中村のポテンシャルの高さを、先輩以上だと評価しているという。守っては強肩と巧みなインサイドワークを見せ、バットでは右打席から快打を連発。まさに「打てる捕手」として、将来性が高いのである。
組み合わせ抽選会で広陵高は大会4日目の第1試合で中京大中京高(愛知)との名門対決が実現した。第2試合では、横浜高が昨春のセンバツから3季連続4強の秀岳館高(熊本)と対戦する。
川端健斗、
田浦文丸と2人の左腕を擁しており、増田の対応力が注目される。
第3試合では興南高(沖縄)と智弁和歌山(和歌山)と強豪校が顔を合わせ、第4試合では史上初となる2度目の春夏連覇がかかる大阪桐蔭高(大阪)が米子松蔭高(鳥取)と対戦。注目カードの連続であるが、大観衆で力が発揮できるかも、スカウトの評価につながってくる。
熱い夏がまもなく幕を開ける――。
文=岡本朋祐 写真=太田裕史