11月15日、マツダ広島で12球団合同トライアウトが開催される。野球人生を懸けた勝負を繰り広げる戦力外選手たち。参加予定者の球歴を紹介する。 
今季唯一の先発フル出場、7月29日のオリックス戦で安打を放った福田
■プロフィル
名前:
福田将儀(ふくだ・まさよし)
ポジション:外野手
生年月日:1992年4月17日(25歳)
身長・体重:174センチ76キロ
投打:右投右打
経歴:習志野高-中大-
楽天15(ドラフト3位)=3年
2017成績:9試合 1安打 0本塁打 1打点 1盗塁 打率.143
2015年ドラフト3位で中大から楽天に入団した福田将儀。大学の同期・
島袋洋奨も
ソフトバンク5位で入団(来季から育成契約)。福田は攻守で見せるスピードが持ち味で、小柄ながらパンチ力のある打撃も期待された。
俊足巧打のアピールに成功して、ルーキーイヤーの15年に開幕一軍入り。一時は
松井稼頭央、
岡島豪郎、
聖澤諒らを差し置いて「一番・中堅」に定着、リードオフマンの役割を担った。しかし1年目は67試合に出場して40安打、1本塁打、12打点、打率.216と、満足にはほど遠い成績に終わる。
巻き返しを期した2年目には強力なライバルが出現する。ドラフト1位の
オコエ瑠偉だった。新指揮官の
梨田昌孝監督は、興行面重視でこのルーキーを重用。同じ右打ちの外野手である福田の出場は減少した。2年目は36試合に出場して12安打、2本塁打、8打点、打率.200。少ないチャンスの中でアピールすることができなかった。
迎えた3年目。今度はスイッチヒッターの
田中和基が入団してくる。試合終盤の守備固め、代走の場面ではこのルーキーが起用されることが増え、福田の出番はさらに減った。唯一の先発フル出場は7月29日のオリックス戦(京セラドーム)で、この日の第2打席で放った左前適時打が今季唯一、そして楽天での最後の安打と打点になった。それでもまだ25歳。チャンスがあればやり直せる自信は残っている。トライアウトで第二のプロ野球人生を手に入れてみせる。
写真=BBM