瀬戸内・東大翔[捕手/3年]

瀬戸内・東大翔
学業優秀で、頭脳的なリードを期待されている捕手だ。「野球をする環境が良く、捕手出身の監督に学びたい」と入学した。試合で打たれたとき、配球を教えてもらい「以後、抑えられた」。東大翔は結果が出たことで、さらに長谷川義法監督の下で野球ができる喜びを感じている。
試合では回が終わるごとに投手と話し合い、終了後は一緒に録画を見て反省点を洗い出す。監督は熱心さを認めながらも、「投手にもっと厳しく内角を攻めさせて投球の幅を持たせなければ」と、さらなる高みを求める。
打でもチームの中心。県大会では三番を任されて5割近い打率、中国大会3試合でも打率5割、毎試合の計8打点を挙げている。初回は特に集中し、「チームは初回に得点する率が高いので、自分もつなぐ意識で打席に立つ」。中国大会初戦の初打席では右前打、言葉どおり、初回得点につなぐ役目を果たした。
「先行して勝っているが中盤、集中力が切れがちなところを直さなければ」
副主将としてのチーム分析も鋭い。
写真=BBM