ファーム降格後11試合で9本塁打

　二軍で日本ハムの黄金ルーキーが恐ろしいまでの勢いで本塁打を量産している。6月14日のイースタン・楽天戦（森林どり泉）に「三番・左翼」でスタメン出場した清宮幸太郎は4回、8回に本塁打。これで通算13号。リーグ単独トップに躍り出た。

　清宮の二軍での本塁打明細は以下になる。

【第1号】
西野勇士投手
4月20日　ロッテ戦（鎌ケ谷）
3回裏一死一、二塁　カウント1－2　右翼へ

【第2号】
西野勇士投手
4月20日　ロッテ戦（鎌ケ谷）
7回裏一死一、三塁　カウント0－0　右翼へ

【第3号】
阿部和成投手
4月22日　ロッテ戦（鎌ケ谷）
8回裏一死無走者　カウント0－0　右翼へ

【第4号】
戸村健次投手
4月26日　楽天戦（鎌ケ谷）
1回裏二死無走者　カウント1-0　右翼へ

【第5号】
今井達也投手
5月29日　西武戦（西武第二）
3回表無死一、二塁　カウント1－1　右翼へ

【第6号】
福倉健太郎投手
5月29日　西武戦（西武第二）
9回表二死一塁　カウント1－1　右中間へ

【第7号】
高橋光成投手
5月31日　西武戦（西武第二）
6回表無死無走者　カウント1－1　中堅へ

【第8号】
ヤングマン投手
6月1日　巨人戦（鎌ケ谷）
6回裏二死無走者　カウント0－0　右翼へ

【第9号】
メルセデス投手
6月2日　巨人戦（鎌ケ谷）
5回裏二死二、三塁　カウント1－1　右翼へ

【第10号】
熊原健人投手
6月7日　DeNA戦（鎌ケ谷）
3回裏一死二、三塁　カウント1－１　右中間へ

【第11号】
横山貴明投手
6月13日　楽天戦（森林どり泉）
3回表無死一塁　カウント2－0　右中間へ

【第12号】
石橋良太投手
6月14日　楽天戦（森林どり泉）
4回表一死無走者　カウント1－0　左中間へ

【第13号】
寺岡寛治投手
6月14日　楽天戦（森林どり泉）
8回表無死無走者　カウント3－2　右翼へ


　これまで1試合2本塁打は3度記録し、ファーム降格後は11試合で9本塁打を放っている。さらに、ほとんどが右翼方向への一発だったが、第12号は初の逆方向への本塁打。若いカウントから積極的に打っていく姿勢も見て取れる。

　一軍では21試合で出場し、67打数12安打、1本塁打、2打点、打率.179に終わっていたが、再昇格後のバッティングが楽しみだ。

写真＝BBM