激しい競争がチーム力をアップさせる。キャンプで注目されるレギュラー争い。各球団の、その現状を追う。 オリックス・バファローズ

遊撃手争いを繰り広げる安達(左)、福田
プロ2年目にして主将に指名された
福田周平がキャンプ初日に遊撃に転向。投内連携や、シートノックで昨季までの正遊撃手・
安達了一とともにボールを受け、定位置争いを繰り広げている。
昨季途中から二塁手のレギュラーに定着した福田は、113試合に出場して打率.264。安達了一の.219より率が高く、仮に福田がポジションを奪えば、攻撃面でもプラスに転じる。
また、福田の転向で空いた二塁では
大城滉二、
山足達也、
西野真弘らが争う形に。オフに主力が流出したチームは、内野の各ポジションでの競争で、チーム力を上げていく。
写真=佐藤真一