
1999年、正田樹を擁する桐生第一が夏の甲子園で群馬県勢初優勝
7月27日、前橋育英が4年連続5回目となる夏の甲子園出場を決めた。
14回の最多出場を誇る桐生は、群馬から1校出場になった1978年を最後に夏の甲子園から遠ざかっている。この直後は高崎商、前橋工が全盛を誇った。前橋工は79年決勝で東農大二を3対2、翌80年には樹徳を1対0のサヨナラ勝ちと、接戦に強さを見せ、翌81年まで3連覇を果たした。
90年代に強さを発揮したのが93年に初出場した桐生第一だった。95年、98年から3年連続で優勝。99年には正田樹投手を擁して群馬勢として初の日本一も達成。2013年には初出場の前橋育英も夏の甲子園で優勝した。
また、11年に初優勝した健大高崎は「機動力野球」を掲げて14、15年を連覇。16年からは3年連続で前橋育英が、決勝で健大高崎を破っている。
【群馬 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 桐生 14回 1978年
2位 高崎商 11回 2012年
3位 桐生第一 9回 2008年
3位 前橋工 9回 2001年
5位 東農大二 5回 2009年
5位 前橋商 5回 2010年
7位 前橋育英 5回 2019年
8位 前橋 4回 1948年
9位 健大高崎 3回 2015年
10位 樹徳 2回 1992年
10位 桐生工 2回 1960年
12位 太田工 1回 1983年
12位 桐生市商 1回 2002年
12位 中央中等※ 1回 1987年
※年度は直近出場年
「直近出場時のチーム名」※中央
写真=BBM