
2002年、夏の甲子園で優勝を果たし胴上げされる明徳義塾・馬淵史郎監督
7月28日、明徳義塾が2年ぶり20回目となる夏の甲子園出場を決めた。
1946年に追手前が夏の甲子園に県勢初出場。その後は80年代半ばまで高知商、高知、土佐の3強が競い合った。
高知商は78年の準優勝や3度の4強などで歴代9位の通算38勝。64年に県勢初優勝を飾った高知は通算16勝、53年準優勝の土佐は通算6勝と実績では高知商に差をつけられている。
84年に夏の甲子園初出場した明徳義塾は、その後の36年間で20度の出場。初出場から16度連続初戦突破の新記録をつくり、2002年には初優勝した。初戦に18勝1敗と圧倒的な強さを見せる一方、2戦目は7勝11敗となぜかもろい。
旧3強の平成の出場は高知商が6度、高知が4度、土佐が1度。すべて3回戦までに敗れている。夏に甲子園の土を踏んだのは7校で奈良と並んで最も少ない。
【高知 夏の甲子園出場回数ランキング】
1位 高知商 23回 2018年
2位 明徳義塾 20回 2019年
3位 高知 13回 2009年
4位 土佐 4回 1989年
5位 追手前※ 1回 1946年
5位 伊野商 1回 1987年
5位 宿毛 1回 1994年
※年度は直近出場年
「直近出場時のチーム名」※城東中
写真=BBM