
頼もしいベテラン右腕
プロ15年目の36歳右腕は今季も健在だ。春季キャンプ以降は二軍での調整を続けていた
青山浩二が、5月24日から一軍の練習組に合流。「これだけ長くやらせてもらっているので、強引にすんなり入らせてもらいました」と笑った。
球団の施設が使えず、自主練習の期間が長かっただけに、調整遅れは自覚している。開幕まで1カ月を切っていることから、「ここから一段飛ばしくらいのペースで上げていけば、間に合うと思う。無理矢理でも合わせないといけない」との決意を示した。
過密日程になることから、「鉄腕」のニーズは例年以上に高まりそうだ。「連投が利く投手が必ず必要だと思う。(首脳陣から)『連投してくれ』と言われたら投げるし、どこでも投げるというスタイルで今年もいこうと思っている」と頼もしい言葉。
2年連続でクリアしているシーズン50試合以上登板は計7度。クローザーを務めたこともある、貴重な中継ぎ右腕だ。難しい戦いが続くと予想される今シーズンだが、そんなときこそ「背番号41」の存在が欠かせない。
写真=BBM