一昨年、創刊60周年を迎えた『週刊ベースボール』。現在、(平日だけ)1日に1冊ずつバックナンバーを紹介する連載を進行中。いつまで続くかは担当者の健康と気力、さらには読者の皆さんの反応次第。できれば末永くお付き合いいただきたい。 ブレーブスこいさんは何者か?

当時の週べのページ
今回は『1972年5月1日号』。定価は100円。
阪急、西宮のファンサービスがすごいことになっている。
ゲーム開始前、センターのスコアボードには「今日は勝たせていただきます」の文字、打者が打席に入ると、そこに顔写真が出た。
自動車レース用のヘルメット&ミニスカートのお嬢さん(ブレーブスガール)がボールガールとなり、スタンドでは振袖姿の「ブレーブスこいさん(お嬢さん)」が、お客さんのインタビューをする(それを場内で流したのか?)。
さらに観客席を長椅子から一人用に改装、ホームランくじ、先発メンバーの予想などなど。不人気と言われた球団を変えようと必死だ。
では、またあした。
<次回に続く>
写真=BBM