建設中のテイキョウキッズフィールドの遊戯施設(球団提供)
しばらくメットライフドームを訪れていないレオ党には見慣れぬ建造物だろう。場所は旧三塁側入場門の手前。
西武球場前駅の改札を出ると、メットライフドームに向かって右手前に丸いカラフルな球体が立ちそびえている。そのエリアには、滑り台が曲線を描き、その周りには長いローラースライダーのようなものが出現している。どうやらこの一帯は、レオ党ジュニアが遊べる屋外遊戯施設のようだ。
2021年3月、メットライフドームのグランドオープンと同時期に稼働する「テイキョウキッズフィールド」。合計面積1000平方メートルを誇る屋外遊戯施設が今、その正体を着々と明かしつつある状況だ。
テイキョウキッズフィールドの一番の目玉は何と言っても、高さ5.5mから滑り降りる迫力満点のローラースライダー。大きく曲線を描くブルーのスライダーは、滑り始めた直後は右手にメットライフドームのグラウンドを見下ろすが、間もなく左に方向転換し、今度は左手に西武球場前駅の改札から新しくできるゲートを通過する客の列を望みながら降下していく。心地よいだけではない。そこから見る十数秒の風景で、メットライフドームのグランドオープンを感じることができるだろう。
そのほかにも、迷路やクライミングをして遊べるコーナーもあり、その楽しみ方はさまざま。メットライフドームエリアがボールパーク化していく中での目玉に一つ「テイキョウキッズフィールド」が完成しつつある。
◎広報部員コメント
「少年時代、他球団のファンの友達を誘ってこの球場に来たときに、『西武の本拠地はファンが楽しめる施設が多くていいよね』と言われ、鼻を高くしたことをよく覚えています。メットライフドームと言えばどの時代においても、小さな子どもが遊ぶ場所がありファミリーでもお楽しみいただけるとても誇れるところだと思っています。来年3月のテイキョウキッズフィールドの登場が、『ボールパーク』を揺るぎのないものにすると確信しています。ぜひ、多くのお子さんにはこのテイキョウキッズフィールドで新しい“ボールパークの景色”を大いに楽しんでいただきたいです」
西武ライオンズ広報部