
6人きょうだいの長男として育ち、ドラフト後には苦労を重ねた野球人生がドキュメンタリー番組でも取り上げられた
1月9日、
日本ハムの新人合同自主トレが千葉県の鎌ケ谷スタジアムでスタートした。震えるような寒さの中で始まった初日、新人7選手の中で存在感を放っていたのがドラフト6位指名の
今川優馬だった。
「外野手の今川優馬です!」
栗山英樹監督をはじめ初日の視察に訪れた関係者に、球場全体に響き渡る大きな声であいさつ。よく通る声は聞いていて気持ちがいいほどだ。
社会人のJFE東日本では、2019年の都市対抗野球で若獅子賞を受賞したスラッガー。大学時代に指名漏れを経験するなど紆余曲折の末にプロの扉をこじ開けた。あこがれの世界で委縮するどころか、のびのびと第一歩を踏み出した。
練習後に取材に応じる際も相手の目を見て、ハキハキと応える姿勢が好印象。趣味を聞けば「バッティングです!」と即答。今季、インタビューをしてみたいと思わせてくれる23歳だ。
文=BBM 写真=高原由佳