2月15日、休養日の夕食会場に現れたのは大きなマグロ。南郷プリンスホテルからチームへの陣中見舞いだ。この日のために事前に準備していたのは、もう少し小さなカジキマグロだったが、なんと昨日、定置網に引っかかってくれたこの本マグロは28kg、200人前相当だという。
この日、一番乗りで食堂に現れたのは外国人選手勢。事前の告知もあって、とても楽しみにしていたという。最初は遠くから見ているだけだった選手たちも、写真や動画を撮りに集まってきた。板前さんから包丁を借りてマグロを捌いてみたりと、リ
ラックスした表情が見られ、良い休養日になったようだ。

大きなマグロを前にうれしそうなエンス[球団提供]
マグロは鉄分が豊富で、汗をかくだけで流れてしまう消費量の激しい成分。バテない体作りや持久力アップにはもってこいの食材だ。キャンプも折り返し地点となり、疲労も溜まってくるこの時期に、南郷プリンスホテルから力強いバックアップをいただいた選手たちは、この春季キャンプを最後まで全力で走り抜けてくれるだろう。
◎ディートリック・エンス投手コメント
「とても貴重な経験になったし、釣りあげたままの姿のマグロをこんなに間近で見て興奮したよ。昨日捕れたと言っていたけど、これまで見たマグロのなかで一番新鮮なマグロだよね、味も最高に美味しかったよ!」
◎デビッド・マキノン選手コメント
「来日して、こんな経験ができるとは思わなかったよ。いい経験になったね。実際に持ってみたけど、本当に重かったよ。新鮮なマグロでとても美味しかったよ!」