
WBCで侍ジャパンの3大会ぶり3度目の優勝が達成されると、甲子園球場のセンターのビジョンには「世界一 おめでとう!」が映し出された
【2023センバツ】
3月22日
第5回WBCで侍ジャパンがアメリカとの決勝を3対2で制して3大会ぶり3度目の世界一。センバツ高校野球大会が開催されている甲子園球場では、第2試合(常葉大菊川高-専大松戸高)の2回裏の終了直後、電光掲示板にお祝いメッセージが掲載された。大会本部の粋な計らいに、マンモススタンドの9000人の観衆からも、拍手が沸き起こった。日本高野連・寶馨会長は「WBC日本代表世界一達成へのお祝いコメント」を発表している。
「侍ジャパンのみなさん、14年ぶりの世界一達成、おめでとうございます。
日本中の野球ファンが待ち望んでいた瞬間が来ました。チームが一体となって、一球一球、一つひとつのプレーを大事にされ、日本ラウンドから本日の決勝まで勝ち進んで来られた姿は、日本のみならず、世界中の沢山の方々に、野球の素晴らしさ、夢、勇気、感動を届けてくださいました。
監督、コーチ、選手、スタッフのみなさんが発揮されたチームワークは、高校野球にも通じるものであり、学ぶべきことも多くあったと感じています。
阪神甲子園球場では高校球児が日々熱戦を繰り広げています。日本代表チームの活躍に負けないよう、大会を進めていきます。
侍ジャパンのみなさん!感動をありがとうございました!」
寶会長は3月18日、開会式における励ましの言葉で「侍ジャパンの活躍で、野球熱は最高潮に達していると思います。今日からは高校野球の番。皆さんの出番です!」と、熱きメッセージを出場選手に語りかけていた。
侍ジャパンのアメリカでの躍動を受けて、高校球児のプレーも一層、ヒートアップする。
写真=宮原和也