募集即完売の大盛況

三省堂有楽町店で『つじのじつ話』を手にして
7月3日、三省堂有楽町店さんで、前
埼玉西武ライオンズ監督、
辻発彦さんの著書『つじのじつ話』のサイン会を開催した(6月28日発売)。200人の定員だったが、募集即完売。皆さま、ありがとうございます。
三省堂さんでのサイン会は18時15分スタートだったが、辻さんはかなり早めに現地に到着。時間がたっぷりあった分、会話が弾む。最初は、緊張気味というか、営業フェイスだった店員さん、さらにうちのスタッフも、辻スマイルと気さくなトークで、よそ行きからふだんの顔になっていくのが分かった。
なぜか怖い顔で、ずっと辻さんの脇に立っていた三省堂さんの男性が、実は西武ファンで緊張して声を掛けられなかったことが分かったり、辻さんのポケットマネーで、スタバの「ましまし」や「まし」のカフェラテをごちそうしてもらったりと、ファンの皆さん、すみませんが、われわれと店員さんがまず、辻さんに“癒して”もらいました。
時間は押すも……
18時15分過ぎ、控室を出て、辻さんがサイン会会場に登場。拍手の中、席に座る。200人規模のサイン会は、どうしても時間がかかる。通常は黙ってサインしたあと、握手で終わりと、流れ作業のようになることが多いのだが、今回は違った。
サインをしながら辻さんからお客さんに声を掛け、お客さんも写真やグッズを出し、思い出話を披露。ほかの人もそれを見ているので、「僕はそれほど大きなネタではありませんが」と言いながら話を始める人もいた。
集まったファンの皆さんが一番お分かりと思うが、辻さんは限られた時間の中、一人ひとりに笑顔で、そして変わらず誠実に向き合っていた。200人、2時間以上だから簡単なことではない。ただ、どうしても時間は押す。予定より時間が遅くなったので、書店の女性スタッフの方に謝ると、「大丈夫です。いいと思います」と笑顔で言ってくれた。
ファンが掛ける言葉は、個人的な話に加え、「6年間ありがとうございます」「あの涙でファンになりました」「また西武に帰ってきてください」「WBCの監督お願いします」が多かったが、女性ファンからは何人も、「辻さん好きです」「大好きです」と堂々愛の告白? があり、さらにそのまま涙ぐむ人もいた。
あとで辻さんも、「こんなにいろいろな人から好きですと言われたのは初めてですね」 と照れ笑いしていた。
最後に付け加えます。『つじのじつ話』、出足好調です。