同僚とのハロウィンの思い出

DeNAでも結果を残せずに戦力外となった笠原
7年前のドラフトで歓喜の表情を浮かべた。2016年10月、新潟福祉医療大の左腕・
笠原祥太郎はドラフト4位で
中日から指名を受けた。2年目には開幕先発ローテーション入り。6勝挙げ、翌年には開幕投手を務めたが不整脈やケガなどで思うような結果を残せなくなった。22年オフに現役ドラフトでDeNAに移籍したが、1年前、同僚と家族同士で10月31日に共有した思い出があった。
「中日でプレーしていた去年は、ハロウィンのときに京田(
京田陽太)の家に土田(
龍空)らと集まって、京田家、笠原家が家族で仮装をして、みんなでご飯を食べて楽しんだ思い出があります。それが初開催だったのですが、結構ちゃんとやりましたよ。子どもたちだけじゃなくて、僕らもしっかり仮装しました。笠原家の親2人は囚人の恰好で子どもたちはアナと雪の女王のエルサのようなドレスを着て、京田家は戦闘もののかぶり物を用意したりして、みんなで写真を撮ったりして楽しみました。自分が子どものころのハロウィンというのはあまり記憶にないですが、今こうして子どもたちが喜んでくれたのが一番よかったです。とかいいながら、自分たちもすっかり楽しんでいましたね」(※コメントは今季終了前のもの)。
しかし、現実は厳しい。DeNAでは2試合の登板で防御率4.50に終わり、10月3日に球団から来季の契約を結ばないことを告げられた。現在は横須賀の球団施設で11月15日の合同トライアウトに向け練習を続けている。プロ野球選手として、また来年最高のハロウィンを迎えるためにも今が頑張り時だ。
写真=BBM