
パ・リーグではやはり楽天の早川隆久が出色。すでにピッチングが出来上がっている感もします
次元が違う佐藤輝明
この号が出るころには少し古い話になってしまっていますが、
ロッテの
佐々木朗希がようやく一軍でお披露目となりました。
まずまずいいデビューだったのではないでしょうか。ストレートの速さも出ていました。フォークボールは、まだ落ちるときとあまり落ちないときがありましたが、やはり、フォームがしなやかでバランスがいいですよね。プロ初登板初勝利となれば、そりゃあカッコよかったでしょうけど、なかなかそうもいきませんからね。
球速は、ファンが期待するような160キロとはいきませんでしたが、勝てるピッチャーになるためには、コンスタントにある程度の速さのボールを投げられるようになったほうがいいわけですから。その上で、“ここ”というところで力を入れて、ビュンとよりいっそう速い球が投げられるような形を目指していけばいいのではないでしょうか。
もちろん、たくさん走られていましたし、クイックモーションとか、課題はあるとは思いますが、なかなかその辺は急には変えられないので、時間をかけてやっていけばいいと思います。井口(
井口資仁)監督はアメリカ流のやり方も見てきていますから、これからも球数を考えながらやっていくんじゃないかと思います。それはそれでいいんじゃないですかね。
◎
さて今週は、ルーキー特集ということですので、目立っている新人選手について書いていきましょう。
まずは
阪神の
佐藤輝明。四番になっても打っていますが、もう打順は全然関係ない。あの落ち着いた風ぼうがいいですよね。技術的には・・・
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