大谷を球宴に？一言あり！

　コラムを書くとき、俺は、いつもスポーツ新聞を参考にするんだ。自分が見ている試合でも、記事の切り口や見出しで「こういう見方もあるんだ」って思うことも多いしね。

　たとえば、金曜日の『日刊スポーツ』なら……ああ、これこれ！この記事は良かったな。すごく参考になったよ。形状と色合いが気に入ったんだ。買おうかな、このシャフト。ゴメン、ゴルフクラブの広告だった(笑)。

　話を戻そう。オールスターの会見の記事があったけど、大谷翔平(日本ハム)を出したいみたいな雰囲気だったね。俺は反対。見たいファンはたくさんいるだろうけど、壊れたらどうするの！アメリカに了解を取らなくて大丈夫かい(笑)。もちろん、冗談だけど、実際、球宴目指して頑張ってる選手にも悪いと思うよ。

　大谷が来年メジャーに行くのは確実なんだろうけど、俺は「打者大谷」がいいと思っている。いまの「投手大谷」は本当の意味のコントロールがないからね。160キロ超のスピードがあるから抑えているけど、思ったところに投げられていないから、まだピッチングスタイルがない。このままアメリカに行ったら、よくてリリーフ投手。先発で大成するのは難しい。メジャーのコーチはいいか悪いかを判断するだけだからね。先発でやっていきたいなら、日本でしっかり投球スタイルを作ってからのほうがいいと思うよ。

　今回の俺、ちょっと辛口かな。

阪神には「神」がいる？

　次に「野球の神様」の話をしよう。野球って、ちょっとしたことで流れが変わる。俺は宗教家じゃないけど、野球好きの神様がいるのかな、と思ったことはあるよ。

　5月6日の阪神-広島戦(甲子園)も、そんな試合だったよね。阪神が・・・