
申告敬遠も笑顔で受け止める大谷だけど、これだけ多いとね[写真=Getty Images]
まずは最下位脱出を!
最初にざんげ……いや、俺がざんげしても仕方ないんだけど、開幕の順位予想でセの首位にしたのは
広島でした。
投打の戦力はそろっている。あとは2年目の
佐々岡真司監督が鬼となってチームを引っ張り、ベンチと選手が一つになったカープ伝統の戦い方ができれば、優勝できるはずと予想した……。しかし、ご存じのとおり9月25日現在最下位。もはやCS進出も不可能な位置にある。
ただ、25日、俺はハマスタ(横浜スタジアム)で
DeNA-広島戦の解説をしたが、とても5、6位の戦いには見えなかった。今さらと思うファンもいるだろうが、内容は濃かったと思うよ。
先発の
高橋昂也が好投し、打線では前日の同カードで5打席5安打の
小園海斗が連続安打を7打席に伸ばした。7打席目の1本はエンドランがかかっていたこともあり、ボールゾーンに落ちてきたスプリットを曲芸的な打ち方でヒットにしていた。
あとは
栗林良吏だね。9回を無失点で抑え25セーブ目。明らかに疲れがあり、球のキレ自体は落ちているが、開幕から41試合を投げて、まだ自責点2でしょ。とんでもないルーキーだ。
よくプロ野球の世界は2位も6位も同じと言われるが・・・
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