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「出禁や」――能見さんをいじる宮城大弥の一言 みんな大好き能見さんだからこそ……

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阪神オリックスで活躍し2022年シーズンをもって引退した能見篤史さんが、初の自著『#みんな大好き能見さんの美学』(ベースボール・マガジン社刊)を上梓。6月10日に未来屋書店大阪ドームシティ店、紀伊國屋書店梅田本店が主催する出版記念イベントに登場し、計300人を超える来場者から歓声を浴びた。トークのコーナーでは選手たちとの最新エピソードを披露。能見さんをいじる、あの選手の秘話で会場を沸かせた。

「おいクソガキ!」


自著の表紙は顔写真のアップ。ファンから「麗しい」と評判だが、能見さん本人の感想は「きもちわるっ(笑)」


――SNSなどを見ると、オリックスの選手はいつもすごく楽しそうな雰囲気ですが、能見さんをいじってくるような選手はいますか。

能見 一人。ほんと一人いますね(場内笑)。 

――お名前よろしいですか。

能見 みなさんご存じの……宮城大弥(場内拍手)。オリックス選手のインタビューのため、ほっともっとに行ったときのことです。時間が合えば、宮城選手に話を聞きましょうと言っていて、本人にも伝わっていました。彼がやって来たので、僕は「お前、ええわ」と言ったんです。そしたら「こっちからお断りです」と(場内笑)。

――すごいですね。そう言っても許される感じがあるという。

能見 はい、そうなんですよ。そういうやりとりをよくします。この前も京セラで会ったんで、おいクソガキ! と言ったら、「出禁や、出禁」と言われました(場内爆笑)。


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写真=BBM

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