ツインズの前田健太投手は8日(日本時間9日)、敵地でのアストロズに先発。5回を投げて6安打3失点(自責点3)3四球5奪三振の内容で、今季5勝目を挙げた。チームは7対5で勝利している。
初回、安打と四球で無死一、二塁のピンチを背負うと、3番
ディアスには一塁後方へ落ちるポテンヒットを許す。さらに、一塁走者を封殺しようとした二塁への送球も乱れて二塁走者が生還、やや不運な形で先制点を許した。2回、3回は安定した投球を見せて三者凡退。3回一死からは1番マコーミック、2番
メイヤーズを連続三振に仕留めた。
3対1とリードした4回に4番
アルバレスの二塁打をきっかけに内野安打の間に失点。再び2点をリードした5回には二死一、三塁から4番アルバレスにタイムリーを許して3点目を失った。5回で球数が100球に達して降板。失点を最小限に抑える粘投を見せた前田は、打線の援護もあり5勝目を挙げた。
前田は7月4日(同5日)のロイヤルズ戦以来、約1カ月ぶりとなる白星。今季19試合の先発で5勝4敗、防御率は4.69となった。この日奪った5つの三振で今季の通算奪三振数は100の大台に達し、104となっている。