
各球団の人気マスコットキャラクターが大集結!
2021年9月に週刊ベースボールONLINEにて実施した「12球団メインマスコット総選挙」。個性あふれるキャラクターたちがさまざまなパフォーマンスを見せる各チームのマスコットは、今やプロ野球を彩る魅力の一つとしてすっかり定着した。そのなかで特にファンから愛されているメインマスコットを総選挙によって調査。ここでは上位にランクインしたベスト3を紹介する。
堂々の1位に輝いたのはドアラ(
中日)。得票数は8626で、得票率59.0%という圧倒的な支持を集めた。
コアラをモチーフとしたマスコットとして愛されるドアラは、「背番号1994」が示すように1994年から中日の試合に登場。2008年にはマスコットキャラクター界初となる自著『ドアラのひみつ——かくさしゃかいにまけないよ』を発売、シーズンオフには契約更改の席に着くなど斬新なパフォーマンスで中日ファン以外からも愛される存在となった。プロ野球のマスコットキャラクターの先駆け的存在とも言えるドアラが、やはりダントツの得票率で1位に輝いた。
2位は3706票を集めたつば九郎(ヤクルト)。こちらもドアラと並んで野球ファン以外からも愛されるおなじみのキャラクターだ。
つば九郎も初めて試合に登場したのは1994年で、ドアラと同年のデビュー。以降、ヤクルトのホームゲームでは毎試合登場して、2008年にはマスコット史上初の「ホームゲーム1000試合連続出場」を達成した。時事ネタから競馬予想、人生相談までなんでもこなすフリップ芸や自由奔放な言動で幅広い層から愛される存在に。野球界の枠を超えたキャラクターとして、これからも多くの人に愛され続けるだろう。
652票を獲得して3位にランクインしたのは、DB.スターマン(
DeNA)。2012年デビューのキャラクターながら、他球団の大御所マスコットたちを押しのけてその名の通りに「新星」となった。

DB.スターマン
DB.スターマンは「ハマ(横浜)」とチームの象徴である「星(スター)」にちなんでハムスターをモチーフとしたキャラクター。もともとは前任のマスコット「ホッシーファミリー」のペットとして登場したキャラクターだった。本格デビューは2012年とプロ野球のマスコットとしては若手の部類に入るが、SNSなどでも「かわいい」と大人気。ドアラとつば九郎という2大スターに、いつか割って入るかもしれないマスコット界の新星だ。