いよいよ2022年がスタート。各チームの補強も最終段階に入ろうとしている。ここでは最新メンバーリストを戦力分析とともにお届けする。 ※情報は2022年1月9日現在 中嶋聡監督2年目。勝利と育成の同時遂行はまだ続く
[2021年成績]パ1位 70勝55敗18分、打率.247、防御率3.31 昨年の日本シリーズ敗退後の中嶋聡監督の言葉がすべて。
「まだまだ発展途上のチーム。チーム、選手個人すべてが、まだまだレベルアップできる」
日本人の支配下選手の平均年齢は27.1歳。
T-岡田、
安達了一のベテラン、
吉田正尚、
杉本裕太郎の中堅、今年26歳の
宗佑磨、同20歳の
紅林弘太郎の三遊間と年齢バランスも良い。育成に舵を切り続けてきたチームはオフの補強も助っ人のみだ。野手では
ジョーンズ、
スティーブン・モヤが退団し、スイッチヒッターの
バレラを獲得、投手は
ヒギンス、
スパークマンが去るも
ワゲスパック、
ビドルと左右の大型投手を新たに招き入れた。
とはいえチームの底上げはルーキーと故障復帰組で図る。今年の高卒新人は
池田陵真のみ。大卒右腕・
椋木蓮、社会人出の
横山楓、
小木田敦也の両右腕がブルペンに厚みを与えそうで、
山岡泰輔、
黒木優太も故障から復帰。野手でも堅守強打の内野手・
野口智哉が加わり、紅林、安達、
太田椋らの二遊間争いに割って入る。俊足巧打の外野手・
渡部遼人も
福田周平とのポジション争いを繰り広げそう。生え抜き選手が鎬(しのぎ)を削ってチーム力向上へ。勝利と育成の同時遂行は25年ぶりの優勝だけでは終わらない。進化を続けて、今季こそ日本一をつかみ取る。
担当記者のこの男の“ココ”に注目! 宮城大弥
投手/#13
未完の球種はいかに!? 昨季13勝を挙げて新人王に輝くも後半戦は苦しんだ。ただ、最終盤に復調。その際に投げていたのが未完のフォークだ。「まだまだ精度が低い」と言っていた球種だが、今季は果たして。投球の幅をさらに広げていくか。(AT)
オリックス・バファローズ 2022 メンバー表
注釈:〇=新加入、△=移籍、★=21年オフに支配下から育成、■=背番号変更、※=コーチ兼任、名前横は背番号。空欄は未定 【監督】
78中嶋聡
【二軍監督】
89
小林宏 【コーチ】
88
水本勝己、中垣征一郎、83
小谷野栄一、90
別府修作、73
高山郁夫、△75
厚澤和幸、71
岸田護、82
入来祐作、77
梵英心、79
辻竜太郎、△85
高橋信二、76
風岡尚幸、80
小島脩平、81
田口壮、70
松井佑介、87
齋藤俊雄、74
山崎勝己、72
平井正史、86
由田慎太郎、84
鈴木昂平、91
飯田大祐 【投手】
11
山崎福也、12
山下舜平大、13
宮城大弥、○15椋木蓮、16
平野佳寿、17
増井浩俊、18
山本由伸、19山岡泰輔、21
竹安大知、22
村西良太、※26
能見篤史、28
富山凌雅、29
田嶋大樹、30K-鈴木、35
比嘉幹貴、37
中川颯、43
前佑囲斗、45
阿部翔太、46
本田仁海、47
海田智行、48
齋藤綱記、49
澤田圭佑、○52横山楓、54黒木優太、○56小木田敦也、57
山田修義、○58ワゲスパック、59
バルガス、63
山崎颯一郎、65
漆原大晟、66
吉田凌、○69ビドル、98
張奕 【育成投手】
001
佐藤一磨、002
谷岡楓太、003
中田惟斗、008
松山真之、011
川瀬堅斗、012
辻垣高良、013
宇田川優希、124
近藤大亮、★125
榊原翼、128
東晃平 【捕手】
2
若月健矢、23
伏見寅威、○32
福永奨、33
松井雅人、44
頓宮裕真、62
中川拓真 【育成捕手】
005
鶴見凌也、014
釣寿生 【内野手】
■1福田周平、3安達了一、○4バレラ、5
西野真弘、○9野口智哉、■10
大城滉二、24紅林弘太郎、31太田椋、36
山足達也、40
大下誠一郎、42
ラベロ、53
宜保翔、67
中川圭太 【育成内野手】
○021
園部佳太、○022
大里昂生、★120
廣澤伸哉 【外野手】
○0渡部遼人、6宗佑磨、■7吉田正尚、8
後藤駿太、25
西村凌、27
元謙太、38
来田涼斗、○39池田陵真、41
佐野皓大、50
小田裕也、55T-岡田、60
佐野如一、99杉本裕太郎
【育成外野手】
004
平野大和、○020
山中尭之