いよいよ2022年がスタート。各チームの補強も最終段階に入ろうとしている。ここでは最新メンバーリストを戦力分析とともにお届けする。 ※情報は2022年1月9日現在 
井口政権5年目の今季。着実に順位を上げてきたチームが残す順位は1つだけだ
[2021年成績]パ2位 67勝57敗19分、打率.239、防御率3.67 補強に頼らないチームづくりが続く。オフに獲得した新戦力は支配下の新人5選手と、助っ人右腕の
ゲレーロのみ。強いて挙げれば
レアード、
マーティン、
エチェバリアの助っ人野手の残留が補強となった。
着実に世代交代が進んでいる現有戦力の成長で底上げを図るのは背番号変更が物語る。昨季2ケタ10勝を挙げた
小島和哉が、今季から『14』を背負って“左腕エース”として大きな期待を寄せられる。
佐々木朗希との開幕投手争いも注目だ。また、4年間の育成契約を経て、
森遼大朗が支配下に昇格。昨季、イースタン最多10勝を挙げた右腕が先発陣の層を厚くするか。
野手では
藤原恭大が背番号1に変更。昨季、月間MVPを受賞するなどブレークの兆しを見せた男が定位置奪取を期す。さらに
安田尚憲、
山口航輝、
佐藤都志也、
小川龍成の若い面々が飛躍を果たせば、自ずと戦力は底上げされていく。
有望若手の成長を後押ししてくれそうなのが一軍に配置転換された
福浦和也打撃コーチ。幕張の安打製造機の指導も期待だ。また投手コーチを務めた
吉井理人氏が新設されたピッチングコーディネーターに就き、代わって木村龍司氏が投手コーチに。
井口資仁監督となり5年目。若手の飛躍で今季こそ悲願を成就させる。
担当記者のこの男の“ココ”に注目! 唐川侑己

投手/#19
発展途上!? のスピード 今年33歳の生え抜き右腕も若手に負けていられない。「150キロを出しますよ。マジで!」と自己最速を2キロ更新させる思いを明かしたのはオフのこと。投球の大半が微妙に動くカットボールだけに球速アップは武器となる。(TA)
千葉ロッテマリーンズ 2022 メンバー表
注釈:〇=新加入、□=復帰、☆=21年オフに育成から支配下、★=21年オフに支配下から育成、■=背番号変更、名前横は背番号。空欄は未定 【監督】
6井口資仁
【一軍コーチ】
86
森脇浩司、□77
木村龍治、82
小野晋吾、96
河野亮、70福浦和也、84
清水将海、72
的場直樹、80
大塚明、81
伊志嶺翔大 【二軍監督】
88
鳥越裕介 【二軍コーチ】
89
川越英隆、78
大隣憲司、85
大谷智久、75
堀幸一、74
小坂誠、73
金澤岳、87
根元俊一、83
諸積兼司 【トレーニングコーチ】
97菊地大祐、98根本淳平
【投手】
11
佐々木千隼、12
石川歩、■14小島和哉、15
美馬学、16
種市篤暉、17佐々木朗希、18
二木康太、19
唐川侑己、20
東條大樹、24
東妻勇輔、27
山本大貴、29
西野勇士、○30
廣畑敦也、○33
八木彬、34
土肥星也、35
鈴木昭汰、37
小野郁、41
成田翔、○43
秋山正雲、46
岩下大輝、47
田中靖洋、48
中村稔弥、49
本前郁也、52
益田直也、56
中森俊介、58
河村説人、60
横山陸人、☆62森遼大朗、65
古谷拓郎、69
土居豪人、91
ロメロ、92
国吉佑樹、○ゲレーロ
【育成投手】
○120
田中楓基、121
小沼健太、○125
永島田輝斗、129
佐藤奨真、★138
松永昂大 【捕手】
○2
松川虎生、22
田村龍弘、32佐藤都志也、39
吉田裕太、53
江村直也、66
加藤匠馬、95
植田将太、99
柿沼友哉 【育成捕手】
122
谷川唯人、○126
村山亮介 【内野手】
○00
池田来翔、4
藤岡裕大、5安田尚憲、8
中村奨吾、13
平沢大河、23
三木亮、40
福田光輝、44
井上晴哉、54レアード、55エチェバリア、57小川龍成、67
茶谷健太、68
西巻賢二 【育成内野手】
○123
速水将大 【外野手】
0
荻野貴司、■1藤原恭大、3
角中勝也、7
福田秀平、25
岡大海、31
菅野剛士、38
高部瑛斗、51山口航輝、59
西川僚祐、63
和田康士朗、79マーティン
【育成外野手】
124
山本大斗、130
サントス、131
ペラルタ