18日に開幕した第96回選抜高校野球大会(センバツ)。大会11日目は決勝戦。昨年センバツ初戦のカードが対決。
■第1試合 健大高崎(群馬) - 報徳学園(兵庫)
健大高崎は準決勝で星稜との接戦を制し、初の決勝進出を決めた。群馬県勢としては69年ぶりのセンバツ決勝進出。
注目は四番・箱山遥人。準決勝では、3安打1打点の活躍でチームの逆転勝ちに貢献。頼れる四番が強力報徳投手陣を打ち崩し、初の全国制覇に導く。
報徳学園は準決勝で中央学院との接戦を制し、2年連続の決勝進出を決めた。最終回では、中央学院の一打同点のチャンスを今朝丸裕喜が抑えて勝利。
昨年はこの決勝の舞台で涙をのんだ。しかし、今年は間木歩、今朝丸裕喜を擁する投手陣に不安はない。昨年の悔しさを知る2人がチームに22年ぶりの歓喜を届けたい。