やっぱり古巣の
ロッテ戦は思い入れも強かったです(5月29、30日の神宮での同戦に登板)。坂本(
坂本光士郎)さんのときもそうでしたが、投手交代でマウンドに上がるときにロッテファンの方からも拍手をしてもらったのでうれしかった。小川(
小川龍成)と対戦しましたが、一緒にプレーしていたので「戦いたくないな」と思いながら投げていましたね。
プロの世界に入れていただいたのがロッテだったので、そこに対しての感謝はもちろんありますし、成長した姿を見せられたらと思っていたので、抑えることができてよかったです。ロッテ時代はほとんどが苦しい思い出でしたが、そのときがあったからこそ今がある。自分の土台になっています。
『週刊ベースボール』2024年7月15日号(2024年7月3日発売)より
写真=BBM