
今季は間違いなく引き分けが多くなる。負け試合をいかに引き分けに持ち込めるか
引き分けの妙
3月26日にペナントレースが開幕し、そろそろ20試合が過ぎるころだろう。今季は全143試合制だから、7分の1ほどを消化したことになる。調子の良いチームもあれば、なかなか調子の出ないチームもあると思うが、まだ先は長い。チームの形が見えてくるのは30試合を過ぎたあたりだから、目先の結果ばかりを追い求めて慌てないことだ。
ただ、少し気になっているのは欠場者や故障者が多いことだ。新型コロナの影響で
巨人や
ヤクルトは主力選手が抜けての戦いを強いられている。
ソフトバンクのエースでもある
千賀滉大は左足首の靭(じん)帯損傷で全治2~3カ月の離脱となった。シーズンが始まったばかりでチームの中心選手がいなくなるというのは何とも残念であり、監督としても頭が痛いことだろう。
さて、新型コロナの感染予防対策の一環で、今年のペナントレースは延長戦なしの9回打ち切りとなっている。昨年は延長10回があったが、今年はない。するとどうなるか。当たり前のことだが引き分け試合が多くなる。それは・・・
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