
今後の巨人のカギを握る大勢。抑えとしてシーズンをまっとうできるか[写真=BBM]
G大勢はあっぱれだ
ペナントレースも2カ月を消化し、間もなく交流戦も終わるとなれば、折り返し地点に入ってくる。勝負はどの道、後半戦からだが、どのチームも少しでもいい状態で後半戦を迎えたいところだろう。特に借金を抱えて下位に沈んでいるチームだ。借金を1つでも減らし、まずは5割到達が現実的な目標になる。借金を抱えているうちは優勝争いの資格はないということだ。
セ・リーグはAクラスとBクラスが分かれてしまった感があったが、状況が変わってきた。1週間もすればさらに変動はあるかもしれないが、
ヤクルト、巨人が上位2強で、
広島、
中日、
DeNA、
阪神が競り合っている。
序盤戦の戦いぶりを見て巨人が抜け出すかと思っていたが、そうはならなかった。若手投手陣が勝てなくなってきたのと、
坂本勇人や
吉川尚輝らの戦線離脱が響いている。特に坂本の離脱は大きな要因だ。主力選手の欠場は若手の欠場とはわけが違う。チームの士気が落ちるのだ。相手チームも敵の主力が不在となれば、これほど戦いやすいものはない。故障は仕方がない部分もあるが、坂本にはチーム浮上のためにも早急に復帰してもらいたい。
巨人で言えば、ルーキーながら抑えとして頑張っているのが大勢だ。ここまでの活躍はあっぱれとしか言いようがない。新人王の筆頭候補とも言えるが、問題は・・・
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