
1959年にプロ入りし、81年で引退した筆者。23年間の現役生活だった。写真は引退会見[写真=BBM]
プロとは何か?
7月末日でトレード期限が終了し、どの球団も現有戦力で残りの試合を戦っていくことになる。ペナントレースはここからが本番だ。「夏場を制するチームがペナントレースを制する」と言われるように、この8月の暑さに“夏バテ”してしまうようなチームに優勝のチャンスはない。さらに勝負の9月へとつなげるためにも、最終コーナーの手前で脱落していかないことだ。
もっとも、それは今のパ・リーグにのみ言えることかもしれない。セ・リーグは
ヤクルトが独走状態。もちろんヤクルトも“夏バテ”してしまうようなら危険だが、それでも残り試合を考えれば逃げ切る可能性は高い。ヤクルトが大型連敗、追い掛けるチームが大型連勝しない限り、なかなか逆転は難しそうだ。しかしあきらめてしまっては、そこで終わってしまう。他球団は少しでもヤクルトを追い詰め、奇跡を信じて戦ってもらいたい。
さて、ペナントレースが終盤に入っていく一方で、選手たちの去就も気になり始めるころだ・・・
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