
還暦野球でプレーを続ける片岡氏[写真=筆者提供]
あるミュージシャンとの出会いがきっかけで
5月18日現在、セ・リーグの首位を走る
阪神タイガースの指揮を執る
岡田彰布監督は、われわれ1957年生まれ世代の象徴的存在である。その中で、今も60歳以上の選手たちが集い、日本各地で大会が催されている「還暦野球」と呼ばれる熱戦の場でユニフォームを着てプレーしているのが
片岡大蔵だ。
1980年、投手としてドラフト1位で
ヤクルトスワローズに入団し、4年間の現役生活後は打撃投手、そして長く先乗りスコアラーを務めた。
前回は、その大蔵(「だいぞう」ではなく、「たいぞう」と読む)の東京ヤクルトでの“野球人生”の話が長くなったが、この「二刀流、野球大好きオヤジ」(いや、『オジイ』か……笑)は、今もこの還暦野球でその力を爆発させる活躍している。
「60歳になるまでも草野球はやっていたよ。草野球は楽しいよ」
そうは言っても、「ずっとこうして続けられるもんじゃないだろう」と僕が問い掛けると「まあ、それは『飲み』があるからやろな」と、うれしそうにグラスの酒を飲み干すポーズをした。東還連(東京都還暦軟式野球連盟)の憲章には次のように記されている・・・
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