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ABLでは6試合に先発し4勝0敗、35回で57奪三振、防御率0.51という成績でした/写真=YDB
2018年オフに決意豪州での武者修行
ここ2試合、チームに勝ちをもたらすことができていません。今季5度目の登板となった7月18日の
巨人戦(横浜)は、要所で自分のボールを投げ切ることができずに2敗目(6回90球、被安打5奪三振9自責点3)。3試合連続で6イニングを投げ切ることが精いっぱいの内容になってしまっているので、次回以降は相手の先発投手よりも先にマウンドを降りることのないように、そしてリードしている状態でリリーフにバトンを渡したいです。
今回のコラムは、僕のキャリアにとって大きな経験となった2018年オフに参戦したオーストラリアン・ベースボールリーグ(ABL)について振り返ります。18年は惨憺(さんたん)たるシーズンでした。左肩の違和感でシーズン開幕から出遅れ、初登板は4月末。そこから3連敗。ファームで調整した後、再び一軍で登板するも結果が出ず……。シーズンを通して一軍、二軍を行ったり来たりする中で、正直どうやって投げたらいいのか、自分自身で分からなくなるほど迷走していました。結局、4勝11敗、防御率6.80と思い出したくもないような結果に終わりました。
シーズンオフとなり、そうしたモヤモヤとした気持ちを引きずって年を越すのが嫌だったんです。そんな中、ベイスターズが戦略的パートナーシップを結ぶABLのキャンベラ・キャバルリーへ選手派遣の話があり参加者を募っていたので、自ら手を挙げました。何より・・・
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