
イラスト=イワヰマサタカ
最近のプロ野球の背番号0には、一軍と二軍を行ったり来たりして代走で出てくる選手の番号というイメージがある。しかしかつて、1980年代から90年代にかけては、最初に公式戦で背番号0をつけた
広島の
長嶋清幸をはじめ、
日本ハムの
松浦宏明や
巨人の
川相昌弘、
ロッテの
初芝清など一線級の選手が背負う番号だった。今は大きい番号が格好良かったりもするので、以前のような存在感はなくなってしまったようだ。
これはアメリカも同じらしい。MLBの背番号0の第1号は、終身打率.303の好打者アル・オリバーだ。ピッツバーグ・パイレーツからトレードでテキサス・レンジャースに移籍した78年に背番号を0にした。その由来については、オリバー(Oliver)のイニシャルO(オー)からとったというのが定説だ。確かにアメリカではイニシャルOの選手がつけているケースが多い。
先日・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン