
イラスト=イワヰマサタカ
タンパベイ・レイズというと
筒香嘉智の苦闘を思い浮かべる人も多いと思うが、先進的な戦略で好成績を挙げているチームでもある。2019年からポストシーズンへ駒を進めており、今季はア・リーグ東地区で2連覇を達成している。そんなレイズのマット・シルバーマン球団社長が、ポストシーズン前に「ライト側のファウルテリトリーに、タンパ&モントリオールの看板を設置する」と発言して物議をかもした。
これはレイズの主催試合をタンパとモントリオールで分割して開催すると、19年に発表したスチュアート・スタンバーグ・オーナーの構想に基づいた発言だった。春のシーズン前半は暖かいタンパで、夏からの後半は涼しいモントリオールでというダブル本拠地構想だ。チーム成績は向上したが・・・
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