
イラスト=イワヰマサタカ
さわかみ関西独立リーグの堺シュライクスのユニフォーム・デザインを担当しているのは、当コラムでイラストを描いているイワヰマサタカ画伯だ。2019年のチームスタート時に初代デザインを手がけ、今シーズン2代目を作成した。
2代目は上着とパンツの上下をグリーンにしたいというのが球団の要望だった。
阪神タイガースや
オリックス・バファローズが上下濃紺のユニフォームを復刻や企画で採用したが、チームカラーとはいえ上下グリーン。1970年代のMLBでも黄色、黒、濃紺、赤、オレンジの上下はあったが、グリーンはなかった。MLBでチームカラーがグリーンなのはオークランド・アスレチックス。初めて色付きユニフォームを採用した球団だが、ここも黄色で上下を作ったことはあるが、グリーンは上着のみでパンツはない。参考になる前例がほとんどなしの想定外の注文。デザイナーとしては大冒険に臨む心境で、不安を抱きながら3点のデザイン案を提出したそうだ。
第1案は・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン