
イラスト=イワヰマサタカ
読売ジャイアンツと
阪神タイガースの「伝統の一戦~ザ・クラシック・シリーズ~」、MLBの「フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム」。今シーズン行われた日米の素晴らしき歴史イベントで、私の頭の中には両方に共通した素朴な疑問が浮かんでいた。
日本の「伝統の一戦」ではジャイアンツが黒い「G」マークのついた白い帽子。タイガースは黒い「О」マークのグレーの帽子をかぶっていた。しかしジャイアンツの帽子は史実どおりだが、タイガースは史実とは形が違っていた。戦前のグレー帽子にマークはついていない。
一方、アメリカの「フィールド・オブ・ドリームス・ゲーム」では、シカゴ・カブスが1927年から1936年の10年間使用したユニフォームを復刻しているが、当時の帽子は色が紺色で、やはりこちらもマークがついていなかった。しかしイベントではユニフォームの胸レターに使われていたクマの図柄を帽子マークに採用。やはりこちらも史実とは違うマーク付きの帽子をかぶっていたのである。
で、私の頭には・・・
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