アメリカ、マイナー・リーグのロゴマークがモデルチェンジする。これまでは独自のデザインを使用していたが、MLBのバッターマン・ロゴをマイナー・リーグも使うことになった。新マークの基本色は紺色と水色の組み合わせで、紺地の中にルーキー・リーグから3Aまでのマイナー・リーグの4段階のレベルを表す4つの白い星が並ぶ。

　これでMLBによるマイナー・リーグの完全掌握が完了したようだ。

　歴史を振り返れば、MLBのナショナル・リーグが結成されたのは19世紀の1876年だが、当時はこれ以外にもアメリカ各地にいろいろなリーグが誕生していた。戦前から戦後にかけてアメリカ野球通として知られた鈴木惣太郎によると、19世紀の段階ではメジャー・リーグとマイナー・リーグの区別はなかったという。20世紀初頭に・・・