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綱島理友のサブカルノート

ベースボール百科「ドジャースのシティコネクトから日本プロ野球モノグラム史へ」

 

イラスト=イワヰマサタカ


 大谷翔平が3試合連続23号本塁打を放った古巣エンゼルスとの試合で、ドジャースが着用した2作目のシティコネクト・ユニフォーム。SNSなどでのアメリカのファンの反響は、「ノーサンキュー」をはじめ、「シャツが水疱瘡」とか「AIが作ったみたいで退屈で味気ない」など、評判はあまり良くない。正直に言うと、私もこの手の企画ユニフォームは好きではない。グラデーションの背番号の下に選手のネームを持ってくるとか、奇をてらった意匠はデザイナーにチームを私物化されているような気がして不愉快になることもある。日本のプロ野球にも言えることだが、素人のユニフォーム・コンペの作品みたいな、野球のスタイルに対するリスペクトのない薄っぺらなデザインは、そろそろ終わりにしてもらいたい。

 しかしファンからこき下ろされている今回のシティコネクト・ユニフォームだが、私個人は一つだけ「悪くないな」と思った部分がある。

 それは・・・

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プロ野球意匠学研究家・綱島理友氏によるユニフォーム解説をチェック。

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