
イラスト=イワヰマサタカ
ロサンゼルス・ドジャースのスポンサー広告、投資会社「グッゲンハイム・パートナーズ」の袖章は基本、選手の利き腕の逆に付いている。サウスポーの
クレイトン・カーショウは右側で、右腕の
山本由伸は左側だ。一方、右投左打の
大谷翔平や
フレディ・フリーマンは右に付いているので、どうやらDHや野手の基準は打席らしい。選手それぞれの利き腕の逆に袖章を付けるのは、日本でも2002年から06年にかけて
広島東洋カープがやっていた。
投球の際に振り下ろした腕のほうに袖章が付いていると、打者の目障りになるので、相手に対する配慮として利き腕の逆に付けたという話を、当時、カープ球団から聞いた記憶がある。「公認野球規則」にはユニフォームに関するルールがいくつかあるが、その中に「ユニフォームには野球用ボールをかたどったり、連想させるような模様をつけてはならない」という項目がある。カープの袖章は炎を上げるボールがデザインされていたので・・・
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