
大谷とダルビッシュ以外にも今永[写真]をはじめとする「史上最強」の投手陣が世界一をもたらした
WBCならではの球数制限が侍投手陣の結束力を高めた
今回のワールド・ベースボール・クラシック(以下WBC)に出ていた侍ジャパンの投手陣は、過去のどんな国際大会に出場した代表選手たちよりも優れていたことは間違いない。まさに「史上最強の投手陣」とは世界一に輝いた彼らのことだよ。
誰が投げても、限りなく0点に近く抑えられる。とにかく、日本のピッチャーはコントロールが良くて、フォアボールを出さないからね。侍ジャパンの快進撃が日本のピッチャーを「世界最強」であると証明してくれた。
日本時間の3月21日と22日にマイアミのローンデポ・パークで行われた準決勝と決勝は、2試合とも1点差で試合が決まる厳しい展開となった。特に世界一をかけて戦ったアメリカとの決勝は、3対2で日本が逃げ切るという最も厳しい試合展開だったからね。
でも、俺は日本が勝つときは僅差で、負けるときには大差になるのではないかと予想していた。
アメリカとの決勝を含めた7試合に登板した先発ピッチャーは、
大谷翔平(エンゼルス)、
ダルビッシュ有(パドレス)、
佐々木朗希(
ロッテ)、
山本由伸(
オリックス)、
今永昇太(
DeNA)の計5人だ。彼らは誰が見ても、日本球界史上最強の先発ローテーションだった。
WBCでは大会を通してピッチャーに・・・
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