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日本ハム入団時から二刀流として大成していった大谷のような存在が日本プロ野球には再び必要だ
今季は投打二刀流を封印したドジャースの
大谷翔平が、バットマンとして華々しい「ショータイム」を披露してくれている。
大谷の出現によって、MLBでも投打二刀流が大きくクローズアップされるようになった。特にMLBでは2022年シーズンから、DHに入ったピッチャーがマウンドを降りたあとでもラインアップに残ることができる「大谷ルール」なるものが誕生した。昨季からNPBでも追随し、この「大谷ルール」を採用している。
ところが、NPBには大谷クラスの「ショータイム」を披露してくれるような素材は、現時点では存在しない。
確かに、過去にも投げることと、打つことの両方を器用にこなせるピッチャーは、数多くいた。
大谷を含め投手としてNPBで歴代6位の通算21本塁打を放っている俺は、入団2年目の1967年にノーヒットノーランを記録した試合(10月10日、対
広島、後楽園)で、3打席連続本塁打を放っている。入団時に俺は「もしピッチャーでダメなら、ショートへコンバートする!」と言われていたから、最初はピッチャーとバッターの両方の練習をやらされていた。しかし・・・
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