
床田を筆頭に今季の広島投手陣は「投手王国」と言える充実ぶりだ
今季の広島は、さらに強いチームへと生まれ変わった。昨季は、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に輝いた
阪神に次ぐ、5年ぶりのAクラスとなるリーグ2位でシーズンを終えている。
特に今季は、交流戦へ突入してからもたつく阪神を横目に、ペナントレースの首位へ躍り出たことは大いに注目すべき事態ではないかと思う。このままペナントレースの主役を演じてくれそうな雲行きさえ漂うのだ。
それを裏づけるのは、今季は大きな進化が見られる投手陣にある。先発はハーラートップを争う
床田寛樹と
森下暢仁のほかに、
アドゥワ誠が新たな柱として一枚加わったこと。さらに6月7日の
ロッテとの交流戦(マツダ広島)で、史上90人目のノーヒットノーランを達成した
大瀬良大地と
九里亜蓮のベテラン2人が、今季は阪神を上回るリーグ1位のチーム防御率2.18を誇る投手陣を支えていること(成績はすべて6月16日時点)。そしてもう1人、ここに来て若手サウスポーの
玉村昇悟が加わり、先発ローテーションは楽に6人で回せるようになったから、1シーズン通して相当な勝ち星が計算できることは間違いない・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン