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変化球を打つコツは? 現役時代に得意だった変化球は?/元巨人・岡崎郁に聞く

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読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者は現役時代、勝負強いバッティングで球場を沸かせた、元巨人岡崎郁氏だ。

Q.直球には強く、変化球には弱いです。変化球を打つコツを教えてください。また、現役時代に得意な変化球はありましたか?(埼玉県・高校生)

打撃にはタイミングが一番重要と語る岡崎氏。現役時代は直球を苦手としていた[写真は1996年]


A.打撃ではタイミングが何よりも重要です“間”を意識して緩急差に対応しましょう

 変化球を打つことが苦手なのは、球が右へ左へ曲がること以上に、タイミングが合わないことが原因ではないでしょうか。直球も変化球もタイミングが合えばヒットになる可能性は高くなります。

 ただ、このタイミングを合わせるということは、バッティングにおいて一番重要であり、一番難しいことです。一球ごとに球速も変化量も、コースも高さも違う球を的確に打つことはそう簡単ではありません。ですので「これさえやればタイミングが合います」という絶対的な正解は残念ながらありません。実戦の場を何度も経験していく中で、タイミングの合わせ方を体で覚えていくしかないのかなというのが回答になります。

 ただ、打撃で一つ大事にしてほしいのが・・・

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