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軟式野球特有の高反発素材バットにより伸びたり、沈んだりする打球の良い対処方法は?/元西武・平野謙に聞く

 

読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は外野守備編。回答者はゴールデン・グラブ賞に9度輝いた名手、元西武ほかの平野謙氏だ。

Q.地元の軟式野球チームに入っています。高校時代から外野を守っていましたが、軟式野球特有の高反発素材バットにより伸びたり、沈んだりする打球の処理に苦労しています。何か良い対処方法はありますか?(大阪府・52歳)

ゴールデン・グラブを獲得したプロ野球選手[写真はDeNA大田泰示]でも、分析しデータを蓄積することで失敗を減らしていく


A.1回目は失敗してもそれを糧に2回目、3回目の失敗を犯さないことのほうが重要

 実は、私も軟式野球でそういったバットを使った経験があります。ただ私の経験の大半は硬式ですので、軟式・硬式どちらでも使えるアドバイスになることは先に言っておきますね。

 まず、打球処理において絶対に怠ってはいけないのは、打球から目を切らないこと。打球が変化しやすい軟式野球ではなおさらです。後ろだと思った打球が沈んで前に落ちるなんてことは日常茶飯事ですから。

 その上で・・・

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