読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は内野守備編。回答者は現役時代、巧みな二塁守備で鳴らした、元巨人の篠塚和典氏だ。 Q.中学2年生でセカンドを守っていますが、指導者の方に「腰が高い」とよく注意されます。どれくらいの高さに腰を落とすのがよいのでしょうか。基準になることはありますか。(福岡県・匿名希望・14歳) 
構えにおける腰の高さも選手によって変わるが、グラブを低くする意識は必要だ
A.動きやすい一歩目につながる自然な構えが大切。グラブを低くする意識があれば腰の位置も下がる 内野手が構えるときの腰の高さについて、私は具体的な基準や正解があるとは思いません。
前回(2023年12月25日号)は構え方の足の位置について解説しました。両足をそろえるように正対するのか、右足を前に出すのか、左足を前に出すのか。自然に構えることができ、スムーズに最初の一歩を出しやすい形が、その選手にとっての正解となりますが、腰の高さについても同様です。
例えば実際に打球を捕る際に・・・
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