読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は打者編。回答者は現役時代、勝負強いバッティングで球場を沸かせた、元巨人の岡崎郁氏だ。 Q.好不調の波が少ない、安定した結果を出せる選手になりたいです。岡崎さんは調子のバロメーターとなるポイントはありましたか。(東京都・匿名希望) 
コンスタントに結果を出すには、理想に固執しないことも重要となる[写真は日米通算2703安打のヤクルト・青木宣親]
A.引き出しの多さが安定した結果につながる。不調の気づきから一歩先へ進んでみましょう 調子の悪さを判断する部分は、選手によって違ってくると思います。私が現役時代は、内角の速球に対応できなくなると、「調子が悪くなってきたな」と感じていました。体に近い内角球をさばくには、スイングスピードは大切ですし、加えて判断力も重要になります。そこに対応できないなら、体のバランスが崩れていたり、疲労が出ている証拠だと。質問者の方も、打席内容によって調子の悪さや異変に気づくかと思います。
ただ・・・
この続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。
まずは体験!登録後7日間無料
登録すると、2万本以上のすべての特集・インタビュー・コラムが読み放題となります。
登録済みの方はこちらからログイン