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【投手】「左投げの投手」への指導で苦労した点と、最も難しかったことは?/元ヤクルト・荒木大輔に聞く

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読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は投手編。回答者は高校時代に甲子園で名を馳せ、プロ野球でもヤクルトで活躍、さらに西武、ヤクルト、日本ハムでも指導者経験のある荒木大輔氏だ。

Q.少年野球でコーチをしています。荒木さんが投手コーチ時代、左投げの投手を教えるときに苦労したことはありますか? また、指導していて最も難しかったことを教えてください。(PN.カモさん)

世界一低いと言われるアンダースローを武器に通算87勝を挙げた渡辺俊介[写真=BBM]


A.投手は左右による大きな違いはない。アンダースローはプロでも教えられない

 左投手、右投手で教え方に大きな違いはあまりありません。打者のように、左打者は一塁に向かって走りながら打つ、いわゆる走り打ちができるが、右打者にはできないなどの左右による大きな違いは、投手にはほとんどないです。そのため、私が投手コーチを務めていたときは、左右関係なく指導することができました。腕の使い方、バランスのとり方など基本となる体の動作は左右変わらないからです。

 例えば、左投手に三塁へのけん制を教える際は・・・

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