読者からの質問にプロフェッショナルが答える「ベースボールゼミナール」。今回は外野守備編。回答者はゴールデン・グラブ賞に9度輝いた名手、元西武ほかの平野謙氏だ。 Q.西武の辻発彦選手が日本シリーズで見せた「伝説の走塁」について詳しく教えてください。クロマティの外野守備は具体的に何が悪かったのですか。(10代・中学生) 
ためらうことなく三塁を回ろうとする辻選手。日本一を決定づける好走塁となった。左は原辰徳選手[写真=BBM]
A.クロマティの緩慢な守備が招いた結果。相手の隙を突いた西武と油断のあった巨人 まずは「伝説の走塁」を知らない読者のためにも、この試合についてあらためて説明しましょう。これは1987年の西武対巨人の日本シリーズ第6戦の出来事です。西武が2対1とリードして迎えた8回裏、二死走者なしから西武の二番・辻発彦選手が・・・
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