
40歳になっても打撃向上への探求心は衰え知らずだ
8月22日、稲葉大樹は40歳の誕生日を迎えた。この日、地元のハードオフ新潟で行われた
DeNA戦での出番はなかったが、5回までは一塁ランナーコーチとして、終盤には“代打”での出場準備に集中していた。
「とにかく毎日が必死です。今季は相手投手のレベルが上がっているので、選手として食らいつくため……40歳になった選手がどのようにチームに必要とされているのか、そのために毎日をどう過ごすか、どういう練習をするのか、考えながらやっていることが今につながっていると思います」
独立リーグ・BCLがスタートした2007年、23歳になるシーズン途中に新潟へ加入した。27歳のときに8月の月間打率.647をマークし、シーズン打率.370で首位打者を獲得。NPBからのドラフト指名はなかったが、新潟のバットマンとしてプレーを続け、昨季までの17年間で958安打まで積み重ねた。チームメートやサポーターはいつしか稲葉を“レジェンド”と呼ぶようになった。
今季、チームはNPBファームに参加・・・
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