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スージー鈴木の球さわぎの腰つき

スージー鈴木コラム 第10回「ダルビッシュにはNPBのコミッショナーになってほしい」

 

変化球の配球と「言葉の配球」に長けたダルビッシュ[Photo/Getty Images]


 5月19日、ダルビッシュ有が日米通算200勝を達成した。

 私は自称「ダルビッシュ名言コレクター」である。彼の「言葉の配球」に魅了され、名言を集め続けてきた。

 この原稿の最後で、私が勝手に選ぶ名言1位を発表したいのだが、その前に、200勝達成時のインタビューでは、次のくだりが良かった。

──(WBCで若い選手から目標にされる存在になったが、何を感じてもらいたいか)「感じ取ってもらいたいものはない。自分が友達になりたかっただけ。日本人にしかない感性がたくさんあるので、そういうところを吸収しに行った。特に自分のことをこう見てほしいとかはない」

 まず「自分が友達になりたかっただけ」がいい。ダルビッシュのことだ。謙遜というよりは・・・

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スージー鈴木のスタンド視点による文系野球エッセイ

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